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2021年秋映画化決定! 出演 田中圭 中谷美紀 20××年、相馬凛子(そうま・りんこ)は42歳の若さで第111代総理大臣に選出された。鳥類学者の夫・日和(ひより)は、「ファースト・ジェントルマン」として妻を支えることを決意。妻の奮闘の日々を、後世に遺すべく日記に綴る。 税制、原発、社会福祉。混迷の状況下、相馬内閣は高く支持されるが、陰謀を企てる者が現れ……。凛子の理想は実現するのか!? 痛快&感動の政界エンターテインメント! 「なぜ日本の総理は当たり前のように男性なのか?それをフィクションで覆してみたかった。凜子は私の理想そのもので、彼女を支える夫・日和は何があっても妻を信じ、陰ながら守り抜く。 本作は政界を舞台にした、信じ合い支え合う夫婦愛の物語である。 日和役の田中圭さんはお茶目でまっすぐな役柄にぴったり。凛子役の中谷美紀さんは書きながらイメージしていたのでとても嬉しい。このカップルが日本を変える、封切りの日が待ち遠しい。」 ーー原田マハ(映画化決定にあたって) ※本書は、2016年刊行の『総理の夫 First Gentleman』(実業之日本社文庫)と同じ内容です。新版刊行にあたり装幀を新たにし、国谷裕子氏による解説を収録しました。
レビュー(205件)
原田マハさんのファンなので、興味深く読んでいます。
日本初の女性総理大臣とその夫を中心に様々な障害を乗り越えていく話。政治家の黒幕が結構リアルだった。
今の日本にこういう総理や政治家がいてくれたら!!と思わずにはいられない。現実にここまでの人はいないとしても、本来の政治家の姿を思い出すため、私利私欲にまみれまくってる方たちにぜひ読んでいただきたい。
テレビ等で取り上げられるバラエティドラマの様な内容です。 軽い内容なので、全世代誰が読んでも良い作品だと思います。 しかし、優秀な議員でお飾り総理が活躍して支持を得るという内容は昔キムタク主演のドラマで あったものの女性版とも言えなくなないので星3つにしました。
原田さんの作品は何度か読んでいますが、総理の夫が映画化されたので購入しました。 夫の日記ということで変な感じがしましたが、読んでいると日記より細かく描写されているので問題なく読めました。映画でも観てみたくなりました。