文学的絶対
: フィリップ・ラクー=ラバルト/ジャン=リュック・ナンシー/柿並 良佑/大久保 歩/加藤 健司
〈近代文学〉そのものの自己意識であり、自己産出的発明でもあったドイツ・ロマン派の雑誌『アテネーウム』。1800年前後のイェーナで、私たちが今もなお属している〈危機=批評の(クリティック)〉時代が決定的に開かれた。絶対的な文学主体としてのロマン主義やイロニーの脱構築的展望を初めて哲学的に把握し、フランスの思想界に翻訳・紹介した歴史的な書物、ついに日本語全訳版刊行!
日本語版への序(ジャン=リュック・ナンシー)
凡 例
ロマン派(ツァハリアス・ヴェルナー)
前口上
文 献
略年譜
『アテネーウム』目次
開 幕
1 体系ー主体
2 〈ドイツ観念論最古の体系プログラム〉
1 断 片
1 断片の要求
2 フリードリヒ・シュレーゲル『批評断章』
3 『アテネーウム』断章
2 理 念
1 芸術の限界内における宗教
2 フリードリヒ・シュレーゲル『着想集』
3 フリードリヒ・シュレーゲル『哲学について(ドロテーア宛)』
4 シェリング「ハインツ・ヴィダーポルストのエピクロス主義的信仰告白」
3 詩
1 名もなき芸術
2 フリードリヒ・シュレーゲル『文学についての会話』
3 A・W・シュレーゲル『文学と芸術についての講義』
4 批 評
1 特性の形成
2 シェリング『芸術哲学』(序論)
3 フリードリヒ・シュレーゲル『批評の本質』
閉 幕
1 ロマン主義の曖昧
2 フリードリヒ・シュレーゲル ソネット「アテネーウム」
3 ノヴァーリス「第一の対話と第二の対話」
訳者あとがき
訳 注
用語集
断章索引
索 引
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