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妻・直子と小学5年生の娘・藻奈美を乗せたバスが崖から転落。妻の葬儀の夜、意識を取り戻した娘の体に宿っていたのは、死んだはずの妻だった。その日から杉田家の切なく奇妙な“秘密”の生活が始まった。映画「秘密」の原作であり、98年度のベストミステリーとして話題をさらった長篇、ついに文庫化。
妻・直子と小学5年生の娘・藻奈美を乗せたバスが崖から転落。妻の葬儀の夜、意識を取り戻した娘の体に宿っていたのは、死んだはずの妻だった。その日から杉田家の切なく奇妙な“秘密”の生活が始まった。映画「秘密」の原作であり、98年度のベストミステリーとして話題をさらった長篇、ついに文庫化。
レビュー(2437件)
妻、直子と娘、藻奈美がバスの事故で妻は亡くなり、娘は助かったが娘の中には妻の魂が宿ってしまい戸惑う直子と夫、平介。 藻奈美の中の直子は学校生活もそれ程問題なく送れているようですが、そんなに上手く行くのかが疑問に思いました。 そして平介も娘が居なくなった事をそれ程悲しんでいないような感じを受けました。 題名は夫婦2人の秘密って事だと思っていたら、違った意味の秘密でした。 ラストに分かります。 藻奈美になってしまった直子の立場を考えると、私でも同じ事をするかもしれないと思いましたが、指輪の件だけは理解出来ませんでした。 絶対内緒になんてお願いしても100%信用出来ないと思うので、嘘が暴露るかもしれないリスクは取らない方が良かったと思います。
理解できない
心は直子なのに平助ではない人に惹かれるのが、理解できなかった…
中学での朝の読書時間用に購入。短い時間ですいすい読める。同級生や担任の先生も東野作品のファンで、会話がはずむきっかけにもなった。
最初から最後までドキドキして楽しめました。また忘れたころに読みたいです。
最後で
だいたいの話の筋は知っていたのですが、最後は「えっ?そうだったの?」となりました! さすが東野圭吾先生の作品!という感じです