診療場面における患者と医師のコミュニケーション分析
一般内科外来の患者と医師の診療談話データ(東京と大阪で採録)を対象に、計量的手法により各発話の全体的傾向、地域差、患者の男女差を分析。計量的分析のカテゴリー分類における3つの問題(コミュニケーションの多重性、多義性、非明確性)を指摘し、根幹にある言語イデオロギーおよび近代医療イデオロギーを抽出、質的手法の相互行為的社会言語学の談話分析を中心にラポール構築およびコンフリクト回避の構造に関し、コンテクストやプロセスも可視化できるケース分析試案を提示し詳述した。各分析手法の長短を十分掌握し、複数の手法を多元的に用いて研究精度を向上させる必要性を論じている。
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