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北海道新聞から琉球新報まで、全国の地方紙に最大規模の掲載紙数で連載されている『親鸞 完結編』。『親鸞』『親鸞 激動篇』に続き、3部作となった著者入魂の大長編も、いよいよ佳境である(2014年4月現在)。▼そうしたなか、弟子の唯円が親鸞の教えをまとめたとされる『歎異抄』の「五木寛之・私訳」が、文庫化された。7年前に刊行され、ベストセラーとなった本書は、「私はこう感じ、このように理解し、こう考えた、という主観的な現代語訳である」と著者自らが語るように、たんなる口語訳ではない。著者が親鸞と出会い、長きにわたりその人生と真摯に向き合い、肺腑の底から絞り出した解釈を、小学生でも読める平易さと、深く心に響く達意の文章でつづってみせた。▼『歎異抄』は、浄土真宗の信徒でなくとも広くその名が知られているが、原典をそのまま読むのは困難である。本書は、解説書を経ずして『歎異抄』に触れることができる画期的な一冊だ。
レビュー(12件)
お目当ての本はネット購入に限る
母が欲しいというので書店に行ったのですが見つからず。 ネット購入は素晴らしい
難しい
たぶん元々の歎異抄が難しいのでしょう、易しい文章なのにとても難しく感じました。
読んでよかった
初めて読みました。とてもわかりやすい本で読んでよかったです。
親鸞を読んで以来,気になっていました。とても読みやすく,ハンディーで満足しています。
読んでいます。
難しそうな内容をわかりやすく書いて下さっている感じです。まだ途中なのですが続きが楽しみです。