ある日、何らかの生体実験が試されたと思われる頭だけの遺体が海で発見された。警視庁科学捜査班の孝明がこの事件を担当し、犯人は有名な脳神経外科医と、孝明の元同級生の工学博士を含むグループと判明する。彼等は自分たちの理論による、「大切な人に永遠の命を与える方法」を実践するために、人間の心を脳の3次元モデルである電気回路に転移する技術、「心の転移ーmind transfer (MT)」を開発していた。実現可能な永遠の生命のための方策、MTを巡り物語は展開する。現役医師が描く「永遠の命」とは?話題のSFフィロソフィー小説。肉体至上主義のために、尽力を尽くしてきた現役医師が、なぜ精神至上主義の伝道師になったのか?「命」を守るために戦ってきた医師だからこそ提唱できる本当の「命」、本当の「死」とは?
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