むかしの人たちのくらしの中で生まれ、楽しまれ、語り伝えられたむかし話が県内にはたくさん残されています。聞いているうちに、むかしの人のこのうえないよろこびにかがやくような顔、深い心配や悲しみにとざされた顔などが目の前にうかぶようなお話、また、方言の美しいかたりくちがそのまま素朴に伝わるようなお話、わたくしたちの胸は、ふんわりとあたたかいものにつつまれるようです。本書は、山口県のにおいをいっぱいにただよわせるむかし話を、山口県の子どもたちや、全国の子どもたちに、正しく伝え、いつまでも残るようにしたいとへんしゅうされたものです。
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