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湯上りの身拭いにすぎなかった「湯帷子」を、夕涼みや寛ぎ着としての「浴衣」に ──そんな思いから売り出した五鈴屋の藍染め浴衣地は、江戸中の支持を集めた。 店主の幸は「一時の流行りで終らせないためにはどうすべきか」を考え続ける。 折しも宝暦十年、辰の年。かねてよりの予言通り、江戸の街を災禍が襲う。 困難を極める状況の中で、「買うての幸い、売っての幸せ」を貫くため、幸のくだす決断とは何か。 大海に出るために、風を信じて帆を上げる五鈴屋の主従と仲間たちの奮闘を描く、シリーズ第十一弾!!
レビュー(147件)
家族の依頼
あきない世傳 金と銀のシリーズ本11巻です。家族が新聞で新刊発刊を見て入手しました。
いつもながら、梱包がしっかりしていて、安心できました。ありがとうございました。
おもしろかったです。しかし、羽場氏の内容に新鮮さを感じることができませんでした。
高田郁さんのシリーズ作品はずっと読んでおりましたが、コロナ禍で外出を自粛している中で見つけたので大変うれしく即購入しました。
自分で購入することにしているシリーズです。同じような展開が続いていますが、やっぱり読みたくなる本です。