現代スポーツ批評ースポーツの「あたりまえ」を問い直す
100mを何秒○○の速さで走ったのか、世界記録は更新されたのか……。「速さ」は「感じ取る」ものから「知らされるもの」へと変化しようとしている。「スポーツ」である一方で「芸術」でもあるフィギュアスケートは「何を」競うスポーツなのか?美しさ?ジャンプの回転数?点数で説明できるのだろうか。スポーツは相手への信頼、審判に対する信頼で成り立っている。観戦者は機械の判定を信じるのか、人の判定を信じるのか。機械が人よりも信じるに足るという根拠はどこにあるのだろう。スポーツ学選書番外編
序章 スポーツ批評とはなにか
第一章 競技スポーツを考える
オリンピックー世界最大の祝祭ー/パラリンピックーもうひとつのオリンピックー/100メートル走ー100分の1秒のスタディオンー/フィギュアスケートー美の形(フィギュア)-/勝利至上主義ー何に「勝つ」?-/審判ー人か機械か?あなたはどちらに「信」を置きますか?-/フェアネスー誰にとってのフェアなのか?-
第二章 スポーツ文化を考える
スポーツとメディア/スポーツ基本法ースポーツによせられる多大な期待ー/スポーツとハイテクノロジー/スポーツ施設/スポーツと国際協力/スポーツツーリズム
第三章 歴史・思想からスポーツを考える
ドーピングー私の身体は誰のものか?-/スポーツと快楽 -プログラミングの内と外ー/スポーツと儀礼ー身体の消尽ー/運動会ー日本の祝祭ー/体罰ーその起源を探るー/スポーツとテロリズムーなぜスポーツがテロリズムの標的になるのかー/伝統スポーツー「スポーツ」を広くとらえるためにー/ダンスーなぜ人は踊るのだろう?-
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