日韓のウシア、すなわち日韓の「本質」とは何かを探る。政治・経済だけではなく、文化、人的交流などあらゆる方面から人々の生の声を聞き、問題の本質を問う。編著者はインタビュイー(話し手)の個人史をひも解きながら、どのような経験を経て、ここでのテーマである日韓の問題に対する思いに至ったのかを炙り出す。インタビュイーは、日本人の視点から5名、水野俊平(北海商科大学教授)、木村慎一郎(日韓経済協会理事)、林原圭吾(翻訳家)、岩本雄吾(早稲田大学大学院生)、野牧雅子(元中学教師)、沖縄から3名、前泊博盛(沖縄国際大学大学院教授)、大山孝夫(那覇市議会議員)、稲嶺積(社団法人理事)、海外の視点から4名、尾崎晋也(指揮者)、ニコライ・ギュレメトヴ(鹿児島大学講師)、ビンギョル・ボラ(実業家)、リュダ(ロシアのコリアン)、韓国から4名、金善龍(旅行会社代表)、そして韓国で日本語を学ぶ学生、看護師、会社員、大学生の計16名、今この時を共有している方々である。異なる意見の人々が日韓問題に真摯に向き合い、同じテーブルについて、それぞれの思慮・考察を存分に語っている。
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