中野信子さん(脳科学者)推薦!「家族法研究者 山口真由が明かす家族の本質」
「ふつうの家族」--それは聖なる呪いである。
家族も、親子も、夫婦でもーー常に「スイッチオン」でなくていい。その関係は「点いたり、消えたり」でいい。
「"ふつう"を押し付けられたくない私は、"多様性"を押し売りしたいわけでもない。新しく生まれつつあるマジョリティの側にまわって、「空気を読まない」古臭い奴らをつるし上げたいわけじゃない。(略)これからの時代、私たちがすべきことは"違い"をあぶりだすことじゃなくて、”同じ”を探しにいくことなんじゃないか。家族のあり方が変わってもなお、昔と変わらない普遍的ななにかをその真ん中のところに見つけにいくことじゃないかと、私は思うようになった」(「おわりに」より)
はじめに
第1章 親子
言葉を失った「卵巣年齢50歳」の衝撃
結婚じゃない! 子どもなんだ!!
精子バンクはオンラインデート
「フェミニストの希望の星」が残した宣言 他
第2章 結婚
親友の結婚話でヒートアップした私
同性婚を認めた感動的な判決
ジャネット・ハリーというロック・スター
権利と義務の束としての結婚 他
第3章 家族
謎だった「男のお母さん」
私が育った日本の家族
多様になりつつある日本の家族
「家があります。緑と白の家です」 他
第4章 老後
日本の「家」は会社だった?
現代社会における「家」の残り香
「家」か? それとも「個人」か? 他
第5章 国境
アメリカの「実子」、日本の「養子」
「結婚」なんて点いたり、消えたり
「親子」ですらも、点いたり、消えたり
ステイタスとしての家族、プロセスとしての家族 他
おわりに
装画:赤
装幀:原田郁麻
レビュー(21件)
2021年読む価値でありオススメしたい本
少数派の方々が普段思っていることが書かれている本です。普段読書しない人間なので読めるか自信なかったですが。5時間かけて読み終わりました。選択的独身を貫いている身としてはマイノリティの意見、普段言いたくてもマジョリティに逆らえない身としてはかなりありがたい本です。最下層民なので読みごたえある本です。法律家の難しい先生が上から目線で書くのかと思ってましたが簡潔な文章で書かれてありすらすら読めました。兄は結婚してますが子供出来ません。僕はゲイでメンタルに病気持ってます。叔母は封建的な考えの人で僕の方が弁が立つので断絶状態ですが別にそれでもいいかと。ガラケーからスマホにかえましたが時代についていくのはしんどいし疲れます。SNS とか面倒くさいです。基本的にはしないです。孤独には耐えれますが自分で選択してるので。やはり寂しい時はあります。選んだのは僕自身なので仕方ないです。マジョリティのなかでは負け組と宣言してますが時代が変わるのは早いです。もしかしたら色々な法整備されるかもしれないです。多様な生き方独居老人もLGBT Q もシングルマザーも父子家庭も単身者も色々な生き方勿論障害の有無も関係の無い社会が目の前まで来てる事が起きそうな本で感動しました。来月は師走ですが今年読んだ本の中では1番におススメしたいです。著者や出版社配達員さん印刷屋さんありがとうございました。
山口さんのコラムがとても良かったので、購入。自身がアメリカで考察した内容もあり、昨今の家族について考えさせられました。繰り返しがあったため、やや内容が薄く感じました。