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食したまえ、この肉を……浦登(うらど)家の面々が唱和する。〈ダリアの宴〉に参加した中也の身には何が? 激しい嵐で外界と途絶された中で、ついに勃発する不可解な連続殺人。その被害者は? その犯人は? その動機とは? ……謎は複雑怪奇に絡み合い、暗黒館の闇とともに、ひたすらに深まりゆく!!(全四巻) 黒絹糸が絡まり合う如く宙を舞う“視点”。いくつもの伏線が織りなすラストへの驚愕。ゴシックホラーの美を纏(まと)ったこの長編ミステリ小説は、何よりも美しい闇が溢(あふ)れすぎるほどに溢れている。そう、馨(かぐわ)しき、闇。--宝野アリカ(ALI PROJECT)<文庫版第四巻巻末に収録の「特別寄稿◆暗黒館の諸相」より抜粋>
レビュー(109件)
長ーい推理小説が好きなのでわくわくします。このあとどう展開していくか、期待です。
まだまだ先は長い
ついに殺人事件が起こった。 いずれ息を引きとるであろう大怪我をした人が。 その時点で不可解。 隠し扉や、ダリアの宴など、まだまだ、意味不明な事ばかり。 登場人物が全員出てきた。 出てきても、謎多き人ばっかり。 館シリーズは、よく天気に見放される。 今回も雷雨の激しいこと。 このまま犯人がわかっても、まだまだ、暗黒館での生活や登場人物を、もっと詳細に明かされへん限りは、 面白い本とは言えへん。 残り2冊、次の第3巻が本気の分厚さ。 でも、この中に暗黒館の歴史が詰められてるんかなと。
おどろおどろしい雰囲気が最高
序章である一巻は準備体操であり、美味しい食事の前にコースメニューを説明されたようなもの。2巻は正直動きは殆どありません。館の雰囲気、登場人物、違和感を感じて、推察を重ねる場であり、まだまだ前菜のようなもの。記憶を失った登場人物のモノローグに注目しながら読む事をオススメします
はまります。
同上!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
先は長い、、
そろそろ綾辻ワールドにからめ取られかけますが、まだまだ解らないのも綾辻ワールド