【輸入盤】明るい時〜ナディア&リリ・ブーランジェ作品集 ルシール・リシャルドー、ステファヌ・ドゥグー、ラケル・カマリーナ、アンヌ・ド・フォ
ナディア・ブーランジェの才気再認識。
姉妹の全歌曲を収めた魅惑のアルバム
ブーランジェは、姉ナディアが名教師としてコープランドやバーンスタイン、マルケヴィチ、リパッティ、バレンボイム、グラスから、ミシェル・ルグラン、ピアソラ、キース・ジャレット、クィンシー・ジョーンズらを育てたことで知られ、24歳で夭折した妹リリの作も近年演奏、録音が増えている天才姉妹。
ナディアは妹に比べ自分の作曲の天分を卑下して、1920年代に断筆してしまいます。その先入観ゆえかたいした作品を残していないと思われがちですが、14歳の時のユゴーの詩による『恍惚』をはじめ、20世紀の最初20年間に少なくとも38篇の歌曲を書いたとされ、そのすべてがこのアルバムに収録されています。
さらにチェロ曲やピアノ曲も収録。それらを聴く限り彼女の作は決してつまらないものでなく、魅力的なメロディと洗練された技法が光る逸品ばかり。認識を改めさせられます。
同様に作品数の少ない妹リリ作品22曲を収め、『悲しみの夕べに』はナディアが編曲したチェロとピアノ版でアルバムを終わらせています。未出版や世界初録音も含まれ、国際ブーランジェ・センターの協力で歌曲全集が実現しました。
ルシール・リシャルドーは27歳までジャーナリストとして働いていたフランスのメゾ・ソプラノ。中世から現代まで、研ぎ澄まされた声質で注目されています。フランス系アメリカ人ピアニスト、アンヌ・ド・フォルネルの清潔なピアニズムで理想的なブーランジェ姉妹の音世界を作り上げています。(輸入元情報)
【収録情報】
明るい時〜ナディア&リリ・ブーランジェ作品集
Disc1
ナディア・ブーランジェ[1887-1979]:
1. わが心(サマン)
2. 聴いておくれ、いとも甘美な歌を(ヴェルレーヌ)
3. 落日(ヴェルレーヌ)
4. 銀の湖を見に行こう(シルヴェストル) 二重唱
5. ヴェルサイユ(サマン)
6. 大いなるゆううつな眠り(ヴェルレーヌ)
7. イルダ(サマン)
8. 私の恋人(サマン)
9. 愛の詩(シルヴェストル)
10. カンティーク(メーテルリンク)
11. チェロとピアノのための3つの小品
12. うつろな時(メーテルリンク)
13. シャンソン(ドラキ)
14. 冬の夜(ナディア・ブーランジェ)
15. 新生活に向って ピアノ曲
16. 疑惑(モークレール)
17. 道端で(モークレール)
18. 私は手を打った(ジャン=フランソワ・ブルギニョン)
ルシール・リシャルドー(メゾ・ソプラノ:1-10,12-14,16-18)
ステファヌ・ドゥグー(バリトン:4)
エマニュエル・ベルトラン(チェロ:11)
アンヌ・ド・フォルネル(ピアノ)
Disc2
ナディア・ブーランジェ:
1. 恍惚(ユゴー)
2. オーバード(ティルスラン)
3. 絶望(ヴェルレーヌ)
4. エレジー(サマン)
5. シレーヌ(アドニス&デヴォー=ヴィリテ)
6. おお、誓うな(ハイネ)
7. 孤独な涙は何を望む(ハイネ)
8. ああ、またもその瞳(ハイネ)
9. 祈り(バタイユ)
10. 明るい時(ヴェルハーレン)(ラウル・プーニョとの合作 全8曲)
11. 小品 ピアノ曲
12. 美しき船(ドラキ)
13. 海(ヴェルレーヌ)
14. 交換(モークレール)
15. ナイフ(モークレール)
16. シャンソン(モークレール)
ステファヌ・ドゥグー(バリトン:1,2,6,8,10,15,16)
ルシール・リシャルドー(メゾ・ソプラノ:3,4,7,10,12,13,14)
ラケル・カマリーナ(ソプラノ:5,9)
アンヌ・ド・フォルネル(ピアノ)
Disc3
リリ・ブーランジェ[1893-1918]:
1. 小品 ヴァイオリンとピアノ
2. 待ちぼうけ(メーテルリンク)
3. 反映(メーテルリンク)
4. 夜想曲 ヴァイオリンとピアノ
5. 帰郷(ドラキ)
6. 序奏と行列 ヴァイオリンとピアノ
7. 天空の広間(フランシス・ジャム)(全13曲)
8. 無限の悲しみの中で(ギャロン・ド・カロンヌ)
9. 春の朝に ヴァイオリンとピアノ
10. 悲しみの夕べに チェロとピアノ ナディア・ブーランジェ編
サラ・ネムタヌ(ヴァイオリン:1,4,6,9)
エマニュエル・ベルトラン(チェロ:10)
ステファヌ・ドゥグー(バリトン:2,3)
ルシール・リシャルドー(メゾ・ソプラノ:5,8)
ラケル・カマリーナ(ソプラノ:7
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