時空の大域的構造
: スティーヴン・W・ホーキング/ジョージ・F・R・エリス/富岡 竜太/鵜沼 豊/クストディオ・D・ヤンカルロス・J
本書は、ホーキング博士が著した事実上唯一の宇宙論の専門書であり、記念碑的作品でもある『The large scale structure of space-time』の完全邦訳版である。原書の刊行は1970 年代初頭であるが、現在でもこの分野の代表的な教科書として長く読み継がれている。数学的にいかなるごまかしもせず、演繹的かつ緻密に幾何学的宇宙論を展開してゆく様は圧巻であり、中でも最も重要なのは時空の特異点に関する定理である。他にEinstein方程式の各種厳密解についても詳説している。
第 1 章 重力の役割
第 2 章 微分幾何
第 3 章 一般相対論
第 4 章 曲率の物理的意義
第 5 章 厳密解
第 6 章 因果構造
第 7 章 一般相対論におけるCauchy問題
第 8 章 時空特異点
第 9 章 重力崩壊とブラックホール
第 10 章 宇宙の初期特異点
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