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いま充実した仕事をしていますか? 職場での人間関係は円満でしょうか? もし、そうでないなら、「何か」を変える必要があります。 本書は「漫画」で苦しみながらも強く生きようとする7人の生き様を読み、 第2章以降で、その物語に潜む、「働くこと」の意味や価値観を 今一度、読者が見つめ直せる構成になっています。 「仕事って楽しい?」 子供にこう聞かれて、あなたはなんて答えますか? 第1章 漫画編(物語編) 第2章 ワーク編(自己分析編) 第3章 独白編 巻末付録:特別インタビュー〜7つの生き方〜 14の労働価値分析シート(綴じ込み付録)
レビュー(48件)
本書は自分がどんな事に価値や面白さを見出すのかという感性を分析するのに非常に役に立つ本であると感じた。 筆者が述べているように、まさに「感性を磨く本」であった。 漫画編では各キャラクターの良い面悪い面といった描写が描かれており、そこを深堀することで自分自身がどのような考え方に共感出来る、抵抗があるといった自己分析に繋げていけると感じた。 ワーク編では労働価値やキャリアのタイプなどより細かく漫画編の登場キャラクターを解説しており、自身に当てはめながら読む事で自己分析を行う事が出来た。
・登場人物7名それぞれのパーソナリティを描くことで、個々の価値観が異なるのがよくわかる ・人には表と裏があるし、人間関係の答えはひとつでないことばかりである ・2章のパーソナリティ診断は漠然としておりしっくりこない ・3章には著者の体験から培った意見が述べられており、同世代の人間に響く内容になっている ・特に感性+技術=お金を稼ぐ力である部分は大いに共感する ・働かないおじさん世代もいるが、冷めていてリスクをとらない若手世代も多々いる、おじさん世代だけが悪者ではない ・著書のエッセンスは軽いが、自分のキャリア棚卸に役立つ本である
新しい形式のビジネス書、読みやすい!
漫画+分析シート+架空インタビューを駆使して、読みやすいです。 第1章「漫画編」は、9人のキャラクターの日常がイキイキとして、時に共感、時に反感を感じながら、誰でも容易に共通認識が得られます。働く人の価値観や生き方を考える為の切り口が隠されています。 第2章「ワーク編」は、読者自身の自己分析ができます。 14の労働価値や4つのキャリア型(スキル、意志、チーム、バランス)を使って具体的に、各キャラクターを分析することにより、読み手も同時に自己分析していました! 多様性の重要さを実感しました。 特に、4つのキャリア型では、チーム型のキャリアの3つのポイントが心にストン! 行動を見ること→行動の動機を見ること→価値観を見ること 巻末付録の「架空インタビュー」形式は、想像力豊かで、イメージが浮かびました! 主人公「小林希」の“嫌われる勇気”の繰り返しは、凄いと感じます。 今までピント外れのアンチ書評もありましたが、“嫌われる勇気”を大切にして、また、働く人への応援歌を切望します! これからの生き方とは、大事な要素:時間の使い方の優先順位づけと、受けとりました。 演劇、絵画、音楽、文学等々で、感性を磨きます。 「漫画編」は、百田先生の培ってこられたテクニックが、北野先生のストーリー戦略に、上手く嵌まった感じ!