日本語で考える聖書学者が、日本語で書き下ろす聖書注解シリーズ
「ユダヤ人と異邦人の一致」、「キリストの体なる教会と教会の頭なるキリスト」、「現在終末論」……パウロの思想を受け継ぎ発展させた「第二パウロ書簡」エフェソ書。成立背景を同じくするコロサイ書を継承しつつ、その共通点と相違点はどこか。エフェソ書独自の思想性とは。修辞学的批評を駆使して、エフェソ書が現代に生きる私たちにとってどのような意味があるのか、テキストに絶えず問いかけながら解釈していく注解書。
【目次】
緒 論
1.エフェソ
2.パウロ書簡・第二パウロ書簡・牧会書簡の関係
3.コロサイ書とエフェソ書の関係
4.エフェソ書の歴史的・修辞的背景
5.エフェソ書のテーマ
6.エフェソ書の二元論的世界観
7.エフェソ書の著者
8.エフェソ書の修辞学的構造
9.エフェソ書の修辞学的議論の特徴
注 解
1.始めの挨拶(1:1–2):手紙の前書き
2.神称賛の祈り(1:3–14):序論
3.感謝の祈り(1:15–23):序論
4.恵みによる救い(2:1–10):命題
5.ユダヤ人も異邦人も一つ(2:11–22):命題
6.異邦人宣教の使命(3:1–13):陳述
7.愛の執り成しの祈り(3:14–21):反復
8.キリストの体の一致(4:1–16):助言的議論
9.新しい人として生きる(4:17–5:5):助言的議論
10.光の子らとして歩む(5:6–20):助言的議論
11.家庭訓(5:21, 22–33; 6:1–4, 5–9):助言的議論
12.霊的な信仰の戦い(6:10–20):結論
13.結びの挨拶(6:21–24):手紙の後書き
エフェソ・コロサイ両書関連個所一覧
旧約聖書引用個所・関連個所一覧
修辞学用語集(第4版)
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