陸上を舞台に営まれてきた、人類の歴史。しかし、地球の表面積の7割を占める「海」の存在なくして、歴史は成立しえなかった。人は海と、海は人とどのように関わってきたのか。本書では、大航海時代の「世界分割」と日本、口承文学から見えるアイヌと和人との海を介した交流、水中に眠る文化遺産、戦国時代の出土品と海外との関係ーーという4つの視点から、豊潤な歴史世界を読みといていく。2023年11月〜12月、4回にわたって行われた、帝京大学総合博物館主催のミュージアムセミナー『「海」から読みとく歴史世界』での講義を元に、各講師陣が書き下ろし!
まえがき/大航海時代と日本をめぐる海の攻防ーーポルトガルとスペイン、そしてローマ教皇/「海でつながる」アイヌと和人ーー金成マツ筆録アイヌ口承文学の和人関係モティーフについて/水中に残された歴史を読みとくーー水中文化遺産の研究事例/八王子城跡からみる海外世界とのつながり/あとがき
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