【輸入盤】オルガン協奏曲集 ラグナ・シルマー(フォルテピアノ、ピアノ、ハモンドオルガン)、ハレ・ヘンデル祝祭管、他(3CD)
ヘンデル:オルガン協奏曲集(3CD)
ラグナ・シルマー&ハレ・ヘンデル祝祭管、他
オルガン協奏曲をフォルテピアノ、ピアノ、ハモンドオルガンで弾き分けた演奏!
ヘンデルの「鍵盤楽器のための組曲」をピアノで弾いた3枚組セットが、そのピアニスティックで大胆、かつ随所で示される迫力さえ伴った美しさによる演奏によって話題となったラグナ・シルマーが今度は協奏曲集に挑戦します。
【ヘンデルのオルガン協奏曲】
ヘンデルのオルガン協奏曲は、オラトリオやオペラの幕間に、ヘンデルが自分で小さなオルガンとアンサンブルで演奏するために書かれたものが多かったこともあって、親しみやすいキャッチーな作風でも知られており、中にはカストラート歌手ファリネッリへのトリビュートのための曲もあったりと、けっこう自由なスタイルの楽曲が多いのも特徴。有名なハープ協奏曲もオルガン協奏曲第6番の別ヴァージョンだったりします。
【シルマーのユニークな取り組み】
今回、ラグナ・シルマーは、Disc1をフォルテピアノと室内オケ、Disc2をグランドピアノと室内オケ、そしてDisc3をハモンドオルガンとジャズ・ミュージシャンの共演で演奏しています。
原曲は、オルガンと言っても巨大なパイプオルガンなどではないため、音価も短めで小回りも利き、フォルテピアノやグランドピアノに移してもそれほど違和感はありませんが、Disc3のジャズ・ヴァージョンについては、大がかりな編曲が施されたこともあって、まったく異なる雰囲気となっており、これについては賛否いろいろかもしれませが、それぞれ楽しい雰囲気にあふれたもの担っているという点では一貫性もあると言えるかも知れません。
なお、Disc2には、現代フランスの作曲家、ギヨーム・コネソンが書いた「ピアノのためのコンチェルティーノ」が最後に収められています。これはヘンデルのモチーフを用いた聴きやすい現代作品です。
また、Disc3のジャズ・ヴァージョン編曲をおこなったのは、新ブランデンブルク・フィルの音楽監督を務める指揮者でマルチ・プレイヤーのシュテファン・マルツェフで、素材の繰り返しや変容などによって即興的な雰囲気を演出し、ジャズっぽさを出しています。
【ラグナ・シルマー】
1972年にドイツのヒルデスハイムに生まれた実力派ピアニスト。10代なかばからブゾーニ、バッハなど有名コンクールで優秀な成績を収めてきた彼女は、早くからコンサート・ピアニストとしてドイツ中心に活躍し、28歳からはマンハイムでの教授職も兼ねて演奏活動を展開しています。
ドイツ国内での活動が中心だった彼女ですが、2005年のザルツブルク音楽祭ではロジャー・ノリントン指揮するカメラータ・ザルツブルクとシューマンのピアノ協奏曲で共演して話題ともなっていました。(HMV)
【収録情報】
Disc1:フォルテピアノ使用
ヘンデル:
・オルガン協奏曲第1番ト短調 op.4-1
・オルガン協奏曲第2番変ロ長調 op.4-2
・オルガン協奏曲第3番ト短調 op.4-3
・オルガン協奏曲第4番ヘ長調 op.4-4
・オルガン協奏曲第5番ヘ長調 op.4-5
・オルガン協奏曲第14番イ長調 HWV.296a
ラグナ・シルマー(フォルテピアノ)
ハレ・ヘンデル祝祭管弦楽団
ベルンハルト・フォルク(指揮)
Disc2:グランド・ピアノ使用
・オルガン協奏曲第7番変ロ長調 op.7-1
・オルガン協奏曲第13番ヘ長調 HWV.295『かっこうと夜うぐいす』
・オルガン協奏曲第9番変ロ長調 op.7-3
・オルガン協奏曲第8番イ長調 op.7-2
・ギヨーム・コネソン:ピアノのためのコンチェルティーノ
ラグナ・シルマー(ピアノ)
ダ・クオーレ(室内管弦楽団)
アンドレアス・ザイデル(指揮)
Disc3:ハモンドオルガン使用
・オルガン協奏曲第6番変ロ長調 op.4-6
・オルガン協奏曲第11番ト短調 op.7-5
・オルガン協奏曲第10番ニ短調 op.7-4
・オルガン協奏曲第12番変ロ長調 op.7-6
ラグナ・シルマー(ハモンドオルガン)
ジェラード・プレゼンサー(トランペット)
ペーター・ヴェニガー(サクソフォン)
ジョフロワ・ド・マシュレ(トロンボーン)
ヴィンフレート・ホルツェンカンプ(ダブルベース)
マティアス・ダネッ
Powered by HMV
レビュー(0件)