20世紀末の大不況期に直面し、日本(経済)が世界(経済)の中でその役割を問われている。アジア(経済)の危機もその多くは日本(発)が原因と考えられており、それを克服するための試金石となりうる方策を明示しなければならない。この方策とは、1985年プラザ合意と1991年のソ連邦解体により、世界の協調体制、相互依存体制はますます強化され、日本の進路も従来型の方策に代わる新しい視点に立ったものを前面に押しだしたものでなければならない。しかし、本書では、1970年代以降の世界経済の激変過程をとり入れていない。
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