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- 4.05
甲州・信州の全域をわがものとして、さらに駿河府中をおさえた信玄は、いよいよ京都にのぼろうとするが、織田信長に先をこされてしまい焦るばかりだ。その上、年来の病いが身をしばりつける。合理的な戦術によって、合戦に転機をもたらした名将・武田信玄の生涯を描いた長篇三千枚がいよいよ完結する第四巻。
甲州・信州の全域をわがものとして、さらに駿河府中をおさえた信玄は、いよいよ京都にのぼろうとするが、織田信長に先をこされてしまい焦るばかりだ。その上、年来の病いが身をしばりつける。合理的な戦術によって、合戦に転機をもたらした名将・武田信玄の生涯を描いた長篇三千枚がいよいよ完結する第四巻。
レビュー(22件)
読みやすい。
武田義信の廃嫡による今川領への侵攻、そして北条家との戦いから、武田信玄の最期の戦いとなる西上作戦までが描かれています。
最終巻である山の巻は、信玄の西上の志を中心軸に、家康との決戦となる三方ケ原の合戦を丹念に描いた壮大な作品になっている。非常に面白い内容だとは思うけど、ここまで長々と書き連ねる必要があったか、少々疑問が残る。「火」「山」を合わせて半分のボリュームで十分だったし、後半は読書の興味も読むスピードもだれてしまった。でも、信玄ファンは必読です。
上洛に向けての準備と、三方ヶ原の戦いの前後までが詳細に描かれていて一気に読破しました。信玄があと十年生きていたら、歴史はどのようになっていたのでしょうか??
かなり、面白いかも。なんか先を読むのが楽しみ。これが最終巻なんてさみしい。。