■第1章 コミュニケーション力をつけるには?--早くから「言葉のシャワー」を浴びせてあげる
01:「対話」をする
ーー質問・反論で考える力を磨く
02:「聞く力」を身につける
ーー学力にもつながる大事な能力
■第2章 思考力をつけるには?--「考えるチャンス」を最大限に増やす
19:「好きなこと」を見つける
ーー機会がなければ見つからない
20:「観察眼」を磨く
ーー生まれながらの能力を伸ばす
■第3章 自己肯定感 をつけるには?--親の信頼で「一生モノの自信」をあげる
31:「良質な睡眠」をとる
ーー日本の子どもは睡眠が足りない
32:「多様な視点」を手に入れる
ーーひとつの正解だけをめざさない
■第4章 創造力をつけるには?--柔軟な脳にたくさんの「刺激」を与える
48:「楽器」を習う
──楽しんで創造力を伸ばす
49:本物を「体験」する
──体を動かして五感を刺激する
■第5章 学力をつけるには?--効果的なフィードバックで「やる気」を引き出す
62:子どもの「タイプ」を知る
ーータイプに合わせて学習法を選ぶ
63:「プログラミング」を学ぶ
ーー試行錯誤で頭を鍛える
レビュー(106件)
購入から3日で届きました。何冊か子育て本を読みましたが一冊でまとまっているのが良いです。
本自体はページ数が多いですが、内容が一つ一つ簡潔に書いてあるので読みやすいです。なかなか長時間読む時間が取れないので、一つ一つのテーマが簡潔に短くかいてあるこの本は途中で読むのを中断すやすく自分にはピッタリでした。
ある程度科学的なのがGood
例えば、子供の教育にとって、どのような行為がよいかについて、具体的な数値などの記載はなく、あくまで「その領域の権威がこう言っている」、「こういう研究結果があった」と記載されいているのみです。 しかしながら、他の教育本では単一の著者が自分はこういう方法で成功した、あるいは、こう教育したなどの具体例や個人の主義主張に終始しているのに対して、本作の著者はそういった目線の外から、あくまで母親として、ある意味中立的な立場に近いところから研究結果を参照しているようでした。 これまで自分が子供の教育に対して持っていた考え方、子供への接し方について、やはり科学的にもよいのだという確認ができますし、一方で悪かった点はなぜ悪いのかというのが客観的にわかるので、やはり直していこうと再認識できました。 100という数字にこだわっているのか(?)、もう少しポイントを絞って少なくしてもよかった気はします。というのも、同じことを複数のセクションに分けて記載しているような気がしたからです。 まあ大事な点は繰り返す、あるいは他のセクションともつながりがあるのかもしれませんが、もう少し簡潔にまとめてもいい気はしました。 本書の要点を個人的にまとめると ・子供に対して否定せず、肯定的に接すること ・過保護や甘やかすのはよいが、過干渉はよくない ・親は環境を整えてあげるのが仕事 のおおむね3点かなと思います。 それ以外にも細かいTips的な知識はあり、勉強になりました。 音読や読み聞かせについても、良い効果をもたらすと長年言われていましたが、科学的根拠がある程度あるようであり、今後も続ける動機づけになりました。 いままで育児書になっとくがいっていない方、理系のご両親にはおすすめできると思います。
育児中の人は是非
小学2年生女児と年少男児。2人ともADHDの子を高齢出産で育てています。 毎日のパートと子育てで忙しく、怒りすぎてしまったりと反省の日々。 少しでも役に立てればと、図書館で借りた後、家に置いておきたいと購入。 とても良いです。 なかなかパパは興味を示してくれませんが、置いておいて損はない本だと思います。
タイトルに興味を持って
普段、本を読む習慣がないので、少ないページで完結するような内容で書かれていて読みやすいです。子育てに役立てていきたいです。