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物価上昇にステルス増税、政財界の癒着、そしてマスメディアの機能不全…… 激動の国際社会の中で、沈みゆく「祖国」に未来はあるか!? ウチダ流「救国論」最新刊!! ここ数年で、加速度的に「冷たい国」になってしまった日本。 混迷を極める永田町、拡大する経済格差、税の不均衡、レベルが落ちた教育界など問題が山積となっている。 また、アメリカの新大統領がトランプに決まり、国際情勢も先行きが不安定である。 生活苦しい国民に手を差し伸べることのない冷たい国で、生き抜いていくためにはどうしたらいいのか……。 この「沈みゆく国」で、どう自分らしく生きるかを模索する一冊! 第1部 冷たい国の課題 第1章 衰退国家の現在地 第2章 世界の中を彷徨う日本 第3章 温かい国への道程 第2部 冷たい国からの脱却 第4章 社会資本を豊かにするために 第5章 教育と自由
レビュー(8件)
的確な現実理論派
内田先生の書籍を沢山読ませて頂いています。現実的で的確な論評は信頼性が有り、国内外の近未来を想定する良い指標を理論的に説明して頂きます。ある雑誌のコラムから「西洋の敗北」がベストセラーに成る直前に知り、早速御社で購入しました。考え方の良し悪しは有っても、ほぼ現実となる未来予想を構築され大変勉強に成ります。学生に戻って内田先生の授業が受けてみたい程です。早々に御届下さり感謝申し上げます。