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2007年に鹿島アントラーズ監督に就任し、07年、08年、そして09年と史上初のJリーグ3連覇を達成したオズワルド・オリヴェイラ監督。 "オズの魔法使い"とも呼ばれるその手腕の源を、自身の半生を振り返りつつ明かしていく。 監督の仕事を始めたのは1999年と、監督歴はわずか10年。それまではコーチ=部下として20年近くを過ごしてきた。 しかし監督になった今でも「いかに部下が気持ちよく仕事ができるのか?」「部下の能力を最大限に導くための苦心」を心がけ、結果を出しているのはその経験があったからこそ。 だからこそ、スタッフ、コーチが監督であるオリヴェイラを支える。だからこそ、選手がピッチで力を発揮し、勝利という結果を導き出せる。 "オズの魔法"は、ヒラメキや勘から生まれるものではなく、豊富な経験に裏付けされたスキル。 オリヴェイラの半生を振り返ることは「部下の能力を引き出す、仕事をさせる」技術について知る機会となる。 本書にはうまく部下を使いこなせない、あるいはうまくコミュニケーションがとれないビジネスマンにとって無数のヒントがある。 もちろんサッカーファン、Jリーグファン、そしてオリヴェイラとともに3連覇を成し遂げた鹿島アントラーズのサポーターにとって、「Jリーグで結果を出し続ける名将」「鹿島に歓喜をもたらした監督」の半生記としても読み応え充分な一冊。
レビュー(17件)
オズの魔法使い
単なるサッカー関連の書物としてだけでは片付けられないモノです。部下の扱いに悩んでいるビジネスマンや、目標や自信を無くし、悩みを抱えている人への自己啓発本としても良いと思います。多くの人に読んでもらいたいです。
鹿島アントラーズを3連覇に導いたオリヴェイラ監督の自伝です。 監督の生き方や考え方、選手への想いがつまっています。 これを読んで、「これからも信じてついて行こう」という想いがいっそう強くなりました。 鹿島サポの方はもちろん、たくさんの方に読んでいただきたい一冊です。
人間オリベイラが見れます。鹿島ファンならもっと好きになります。 それ以外の方にもオススメしたい一冊です!
鹿島サポ
オリベイラ監督の今までの経歴を知ってどういう意図で選手起用をしているのかよくわかりました。オリベイラ(鹿島)サッカーがもっと好きになりました。
きれいに梱包されて、予想以上の商品で満足しています。機会があればまたよろしくです。