- 12
- 4.64
【博雅堂の『新・おはなし名画シリーズ』】 児童書として作られた美術全集『おはなし名画シリーズ』が、安くて軽い新シリーズ、『新おはなし名画』となりました。 おはなし名画は大型版、64ページのため、「低学年の子どもには大きく重い」というご意見をふまえ、《大きな画面で、高画質の図版を》という『おはなし名画』の趣旨を持ちつつ、ページ数を30数ページにおさえました。 入学祝いやクリスマスプレゼントとしても大好評のシリーズです。 【やなせたかしさんの推薦の言葉】 「ぼくは絵の好きな子どもだったから、ちいさい時から父の書斎の美術全集を見て育ちました。しかし、それはみな大人用のものでしたから解説の文章は理解できなかったです。もっと画家の人間性そのものを知りたい。この絵を描いた人はどんな人だったかを知りたいのに、技術的な枝葉の解説が難解でした。この「おはなし名画シリーズ」は版も大きく絵も鮮明で、子どもはもちろん、大人が読んでも充分に面白くて、絵を見る楽しさと面白さが三倍になるとぼくは思います」 ・第23巻 「鳥獣戯画」(B4変型版 オールカラー32ページ) 日本が世界に誇る財産の一つである「鳥獣戯画」の「おはなし名画」バージョンです。 大江健三郎氏のノーベル賞受賞講演の翻訳された山内久明先生の格調高い英文付きです。 長さ10メートルもあるこの絵巻「鳥獣戯画」には、兎・猿・蛙たちが人間の仕草をまねて遊び戯れる姿がいきいきと描かれています。今からおよそ900年前に鳥羽僧正が描いたとされ、漫画のルーツともいわれています。 言葉がついていないこの絵巻について、のちの人たちが当時の風俗を研究したり、想像したりして、色々な話をつけています。本書でもそれらを参考にしながらお話を作っています。 彼らの可愛らしいしぐさを見ながら昔の人びとの遊びや暮らしに想いをはせてみましょう! "Choju Giga in Japanese and English" Choju Giga(The Scroll of Frolicking Animals), which has been handed down for centuries, is said to have been produced about 900 years ago. This artistic masterpiece, regarded by some as the origin of manga, contains vivid depictions of animals engaged in lively antics. Let’s enjoy looking at the charming ways in which the animals behave and imagine how the people in the old days lived and played.
レビュー(12件)
大人の方も楽しめます
緊急事態宣言前に鳥獣戯画展に行くことができ、4巻見ることができました。甲巻を家でまたじっくり見たいと思って購入しました。大型の本なので絵が大きく見やすいです。下部分の対訳(解説のような)もわかりやすく楽しめました。立派な図録よりも軽く気軽に手に取って見ることができます。
鳥獣戯画が好きなので購入しました。子供にも読ませたいです。
大人のわたしでも♪
最近、鳥獣戯画にはまったものの、難しそうなものは手がいかず、まずは子供向け?のこちらを買ってみました。とてもわかりやすく見やすくて、買ってよかったです!わたしはかなり満足しました。
可愛い
国立博物館での展示、1度行ったら待ち時間六時間で、諦めて本館を見てたら、本館のショップにも少し、鳥獣戯画関連の物があったので、娘にせがまれ見ていたらこちらが目に留まり。 中を確認して買うことに決めたが、まだ都美術館にも行く予定だったので重いしな~と、きっとネットでも買えるから後でねって言っても、無かったらどうするの!と娘が納得しないので、その場でこちらを確認、帰ってから注文しました(笑) ストーリー仕立てなのかと思ったら、そうではなく、解説を子供にも分かりやすく書いているという感じでした。娘は小さい頃から絵を見て自分でストーリーを作ったりしてるので、色んな解釈が出来る余地があり良かったです。 結構いいお値段なのに、他の美術のシリーズ、音楽のシリーズの案内を見て欲しがり出したので困ってます(笑)
探してました
鳥獣戯画展に行った時に、美術館のshopで見つけました。 こちらで少しお安く買えたので、ラッキーでした! 内容は、とても分かり易いです。 解釈は人それぞれだろうけど、私はこの本の解釈、わかりやすかったです。 英語の勉強を始めた娘に、プレゼントしました。