ホームレス支援団体<もやい>につながった仲間たちが、自分たちの居場所「サロン・ド・カフェ こもれび」を開店。コーヒー1杯100円(!?)。集う仲間たちの人生はさまざま。やがて、濃密なパワー溢れるサロンから、同じ貧困の構造のなかにいるコーヒー豆生産者とも互いの顔が見えるかたちのつながりをもちたいとフェアトレードのコーヒー生豆を使った、自家焙煎ブレンドの製造・販売プロジェクトが立ち上がる。本書は、著者が「こもれび」の運営に額を寄せ合う元ホームレスの仲間たちに母親や娘、妻などの役割を求められたりすることに戸惑い悩みながらも小さな居場所に集う人々とつながり合って生きる関係を築いていった5年間の物語でもある。
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