本書は著者の論文“Financial Institutions,Monitoring and Financial Fragility-An institutional approach to understanding Japan’s prolonged financial slump”のうち、特に信用リスクモニタリングの観点から、日本型ともいえる銀行を中心とした間接金融システムと証券市場を中心とした米国型直接金融システムとの比較分析を行なった章を再構成したものである。効果的な審査や信用リスクモニタリング行動はどのようになされるのか、あるいは妨げられるのか。その答えは「制度」によることを明らかにすることが本書の主目的である。
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