22歳から92歳までの22人の移住者が、生のスウェーデンをそれぞれの立場から切り取った自分史。市井のサイドから書いた「虫の目スウェーデン論」としても読める。著者は、初の日本食品店経営者、ウエイターから折り紙の一人者、画家、彫刻家、教師、コック、博物館勤務、主夫、学生、教師、ジャーナリスト、年金生活者などさまざま。高度の社会福祉国家で、生活者としての多様な考え方や生活体験をふまえて、仕事、恋愛、結婚、離婚、子育て、教育問題、老後など、日本の常識が通じない異国で、どんなふうに考え奮闘してきたかを披歴している。日本とスウェーデンの相互理解を深めるためにも必読の一書。
レビュー(0件)