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物がさっぱり売れない享保期に、摂津の津門村に学者の子として生を受けた幸。父から「商は詐なり」と教えられて育ったはずが、享保の大飢饉や家族との別離を経て、齢九つで大坂天満にある呉服商「五鈴屋」に奉公へ出されることになる。慣れない商家で「一生、鍋の底を磨いて過ごす」女衆でありながら、番頭・治兵衛に才を認められ、徐々に商いに心を惹かれていく。果たして、商いは詐なのか。あるいは、ひとが生涯を賭けて歩むべき道かー大ベストセラー「みをつくし料理帖」の著者が贈る、商道を見据える新シリーズ、ついに開幕!
レビュー(233件)
みをつくし料理帖ではまった作家さんの本。手を出すと止められないなぁとずっと我慢してましたが 年末に買ってしまいました。やっぱり面白くてシリーズ全部読みそうです。
好きなシリーズ。 友達にも読んでほしくて2冊目の購入。 とにかくお勧めです!
良い
再度よみました。購入して良かったとあらためて思いました。
銀二貫やみをつくし料理帖を読んでから高田郁さんが大好きになり、今回小芝風花さん主演のドラマも見ていました。ただ本を読んでからドラマを見ると…どうしても好きな場面がなかったりするとがっかりするので、ドラマが終わるまで読むのを我慢していました。(結局最終回になる前に購入してしまいましたが)読み始めるとつづきが気になり、止められなくなります。主人公の幸がこれからどんな風に成長していくのか読むのが楽しみです。
いつもながら、梱包がしっかりしていて、安心できました。ありがとうございました。