動き続ける社会というマクロと、そこで生きる個々人の力というミクロ、
その両者の相互作用を整理し考察するライフコース社会学。
本書ではライフコース社会学に用いられる7つの概念を取り上げる。
はじめに
第1章 20世紀に生じた人生経験の激変
1 時代・歴史的出来事との遭遇
2 生涯時間の確からしさの増大
3 家族関係の長期化
第2章 ライフコースとは
1 ライフコースとライフサイクル
2 第一の道具ー役割
3 役割複合体とキャリア
4 ライフイベント
5 役割移行
第3章 ライフコースの要素1
1 変化と持続をどのように記述するか
2 ライフコースにおける3つの時間
3 第二の道具ー年齢
4 第三の道具ーコーホート
第4章 ライフコースの要素2
1 第四の道具ー世代
2 第五の道具ータイミング
3 第六の道具ー重要な他者
4 第七の道具ー人間行為力
5 ライフコースの構成要素
第5章 ライフコースをどう観察するか
1 時間情報を含むデータ
2 追跡パネル研究
3 多様なライフコース研究ー学習の手引き
第6章 現代社会における「大人になること」-ライフコース論からの接近
1 画一化・規格化する移行過程ー「足並みそろえて大人になる」
2 親からの自立ー地域による分岐
3 家族形成期に顕在化する男女差
4 「できちゃった婚」の背景
第7章 ライフコース社会学への招待
1 ライフコース研究からの発見
2 人生経験を観察すること
3 ライフコース社会学からみえる現代社会の課題
おわりに
参考文献
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