グローバル化と経営革新が進む中、重要視されるべきは変革を担う人材である。多様な文化や価値観を有する彼らの能力を、最大限活かすためには経営の核心を明示化し、価値共有を図ることが不可欠となる。
創造的経営とは日本的経営の本質と限界を捉えつつ、価値共有の土台に経営理念を据え、グローバル化時代を生き抜くための創意的な経営と、人づくりに重点を置いた持続可能な経営を示す。
本書では「日本的経営」「経営理念」「グローバル経営」「創造的経営」という4 つのキーワードを軸に日本企業が中国現地においてどのような経営方策を取り、経営理念を具現化をして行く過程を事例に、わが国の企業経営の21 世紀モデルを捉え直すための最新刊。
章 経営理念をグローバルに活かす創造的経営 ─中国日系企業にみる創意的な経営と人づくりに学ぶ
第1章 経営理念の進化とグローバル化 ─トヨタの事例を中心にして
第2章 グローバル視点からみる日本的経営の特徴と課題
第3章 日本的経営の先駆的な理念とモデル ─信用重視型経営理念の源流と融合的展開
第4章 中国改革開放以降の工業化にみる労働環境の変容と課題 ─英・日・中の歴史的比較視点をふまえて
第5章 日系企業にみる中国現地経営の現状と課題 ─自動車部品メーカーの調査をふまえて
第6章 中国の日系企業にみる経営理念の具現化 ─ハウス食品(上海)の創造的モデルに学ぶ
終章 経営理念をグローバルに活かすモデルの創造 ─具現化から普遍化への展開と課題
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