〈実体〉的三項図式にかわり、現相世界を網のように織りなす〈関係〉的存立構制、その結節としてたち顕れる「私」とは、どのようなものか? 量子論からイタリアの戯曲まで、多彩なモデルで素描する、現代哲学の真髄! (講談社現代新書)
「関係」を紡ぐ廣松哲学の真髄への第一歩! 実体(モノ)主義に代わり世界を織りなす事(コト)的構造とは? そしてその結節として立ち顕れる<私>とは誰なのか? 多様なモデルでイメージ豊かに素描する。
●事物に「実体」はない
実体主義の構図/原子は見えねど
同一性なき粒子/物質場=実体?
●認識は「写実」ではない
内なる像は不在/現象学の雄略と頓挫
現相世界の定礎/相対論的時空間
●本質はどう仮現するか
意味のイデア性/本質直観の秘密
●事態は斯様に妥当する
「所与ー所識」と事態/判断の対他者性
ピランデルロ劇/四肢的存立構造
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