◆ 量子エレクトロニクス、量子光学、光エレクトロニクス、分光測定など、多彩な領域の基礎となる非線形光学の画期的入門書。量子力学を苦手とする人もその基礎から学習できる!◆
本書では、量子力学を表だって使わずに、また厳密な議論は後回しにすることによって、初学者が基本的な概念を早く理解できるように解説した。式の導出は丁寧に行い、定量的な議論をすることで読者の理解を助けた。ただし、エネルギー準位や光子の概念は、読者が現象を理解するための助けになるので、敢えて用いるようにした。
さらに、体系的に非線形光学を学ぶ際に必要な、非線形感受率テンソルの定義と表式や、対称性に関する厳密な議論などは、必要に応じて解説した。また、非線形感受率の一般的な定義については最後の章で記述することとして、読者が読み進むうちに、これらの事項について自然に理解していくことを目指した。
1.非線形光学現象と非線形感受率
2.2次の非線形光学効果
3.3次の非線形光学効果
4.誘導ラマン散乱
5.非線形光学過程の一般論
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