人間との関係やインタラクションに焦点を合わせ、〈お掃除ロボット〉や著者が開発した〈ゴミ箱ロボット〉といった「関係論的なロボット」の具体事例を紹介し、生態学的な観点からその実相を記述することで人間とロボットの共生の可能性を浮かび上がらせる。
序
第1章 まわりを味方にしてしまうロボットたち
1 お掃除ロボットのふるまいを観察してみる
2 〈ゴミ箱ロボット〉の誕生
3 わたしたちとロボットとの相補的な関係
第2章 ひとりでできるってホントなの?
1 「ひとりでできるもん!」
2 冗長な自由度をどう克服するのか
3 機械と生き物との間にあるロボット
4 おぼつかなく歩きはじめた幼児のように
5 〈バイオロジカルな存在〉から〈ソーシャルな存在〉へ
第3章 ロボットとの社会的相互行為の組織化
1 街角にポツンとたたずむロボット
2 〈アイ・ボーンズ〉の誕生
3 ティッシュをくばろうとするロボット
4 〈アイ・ボーンズ〉との微視的な相互行為の組織化
第4章 言葉足らずな発話が生み出すもの
1 言葉足らずな発話による会話連鎖の組織化
2 日常的な会話に対する構成論的なアプローチ
3 今日のニュースをどう伝えるか
4 ロボットたちによる傾聴の可能性
5 大切な言葉をモノ忘れしたらどうか
第5章 ロボットとの〈並ぶ関係〉でのコミュニケーション
1 公園のなかを一緒に歩く
2 ロボットと一緒に歩く
3 〈自動運転システム〉はどこに向うのか
4 ソーシャルなロボットとしての〈自動運転システム〉に向けて
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