本書は、物理学の全般を出来るだけていねいに、かつやさしく解説し、基礎のしっかりした平易な教科書ということを目標にしてまとめられた.高校物理程度から説明を始め、次第に大学的な理解に達することの出来るように組み立てがされている.本文中ではできるだけ物理的な概念の要点を述べ、最初は読み飛ばしても差し支えないような事柄や少し詳しい説明は「参考」とし、また数学的詳細に関しては付録にまわす構成となっている.
初版の発行から20年が経った今、物理学全般をコンパクトにまとめた旧版の良さを残しつつ、さらに親しみやすいように、内容の順番の入れ替え、内容や図の現代的なものへの書き換え、英語表記、練習問題の充実、図への説明の追加、などの改訂を行った.
第1章 物理現象の記述
1.1 物理量の単位
1.2 スカラーとベクトル
1.3 速度・加速度
第2章 質点の運動
2.1 運動の法則
2.2 質点の運動
2.3 エネルギーと仕事
2.4 運動量と角運動量
2.5 惑星運動
第3章 質点系・剛体の運動
3.1 質点系
3.2 剛体
第4章 弾性体・流体
4.1 弾性体
4.2 流体
第5章 振動・波動
5.1 振動
5.2 波動
5.3 音波
第6章 光
6.1 光の本性
6.2 屈折と反射
6.3 回折・干渉,散乱
6.4 光波における振動
第7章 熱
7.1 温度と膨張
7.2 熱,仕事と熱力学第1法則
7.3 熱力学第2法則とエントロピー
第8章 電場・電流・磁場
8.1 電場
8.2 電流
8.3 磁場
第9章 電磁現象
9.1 電磁誘導
9.2 交流
9.3 電磁波
第10章 特殊相対性理論
9.1 歴史的背景
9.2 ローレンツ変換
9.3 相対論的力学
第11章 原子の現象と量子論
11.1 電子と光子
11.2 原子と量子力学
11.3 レーザーと固体
11.4 原子核と素粒子
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