伊達政宗や蒲生氏郷、上杉景勝など戦国時代の有名武将たちがかつて治めていた地へ、徳川家と結びつきの深い本多氏が移って来て15万石で立藩。その後、堀田氏の時代や幕領などを経て、元禄に徳川家康が重用していた板倉勝重の子孫が3万石で入る。養蚕が盛んで、領内で生産させた生糸などを運ぶため水運が発達した。また、文化的な土地柄で和算や俳諧を嗜む人が多かった。
しかし、幕末に戊辰戦争が勃発すると、東北の他の藩に倣って奥羽越列藩同盟に参加。その結果、長州藩の挑発に乗って世良修蔵暗殺事件を藩内で起こしてしまい、三河へと所替えになった。
それでも現在の福島市など旧藩域には福島藩だったころの遺物や風俗が残っており、こうしたものも数多く紹介する。
養蚕で栄え、文化活動が盛んだった譜代大名の藩の物語。
現在の福島県福島市とその周辺を拠点とした藩の歴史秘話が満載!
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