夏が暑いのは当たり前.しかし,体温以上の「命に関わる危険な暑さ」が続くと,人体は対応していけるのだろうか.本書では,身近であるにもかかわらず,十分に理解できているとは言い難い「人間の体温調節」のしくみに焦点を当てる.体温はどのように決まっているのか,カラダを冷やすしくみ,温度の感じ方,ヒト以外の動物の暑さ対策,熱中症はなぜ発症するのか,運動と体温の関係など,さまざまな側面からその精緻なメカニズムを解き明かす.暑い夏を乗り切る知恵が得られる1冊.
1.環境と人の関係
2.カラダの温度とその意味
3.カラダを冷やす道具たち
4.温度を感じるしくみ
5.脳と体温調節ーー考えない脳の働き
6.フィールドの動物から暑さ対策を学ぶ
7.熱中症の話
8.運動と体温
9.発達,老化,性差など
10.温度や暑さにかかわる分子や遺伝子
おわりに 40℃超えの日本列島に,人は住んでいけるのか?
レビュー(0件)