私たち人間の本質とその起源について、現代科学はどこまで明らかにすることができたのか。脳神経科学のみならず、遺伝学、実験心理学、動物行動学など幅広い学問領域の最先端の研究成果を武器に、その根源に迫るスリリングな試み。下巻では、芸術の誕生や意識の発生について検討し、人間と動物の本質的な相違について総括する。さらに、サイボーグ化、人工知能や遺伝子操作といった人類の未来についても、認知神経科学者ならではの鋭い洞察が展開される。スティーブン・ピンカー、V.S.ラマチャンドランらが激賞した、脳科学研究のトップランナー、ガザニガの集大成とも言うべき圧巻の大著。
レビュー(3件)
とても面白い。著者の別の本を読んでこちらを知りましたが、ちゃんとした研究のある脳科学に基づいたお話が抑制的に書かれているので、とても勉強になります。ただ、この手の本に多いのですが、内容に関係なくスピリチュアルっぽいタイトルを付ける文化はどうにかならないのでしょうか。逆に読者減らしてる気がします。