【輸入盤】クラヴサン曲集 第1巻 エヴァ・デル・カンポ(チェンバロ)
: パラン、ジャン=バティスト(1730-1780)
ロココ期チェンバロ描写音楽の知られざる作品が世界初録音
ジャン=バティスト・パラン:クラヴサン曲集第1巻
エヴァ・デル・カンポ(チェンバロ)
フランス・バロック後期からロココ期にかけてのチェンバロ音楽の魅力を伝えるジャン=バティスト・パラン:クラヴサン曲集第1巻の世界初録音。ブックレット(英語・スペイン語)には、作曲家と作品についての解説などが掲載されています。
フランス・バロックのチェンバロ音楽
フランスのチェンバロ(=クラヴサン)音楽界はシャンボニエール[c.1602-1672]と弟子のルイ・クープラン[1616-1661]やダングルベール[1629-1691]らによって活性化。以後、クープラン・ファミリーやラモーらによって隆盛をきわめるようになり、その命脈はフランス革命まで保たれたことで、期間はほぼ1世紀半にも及んでいます。
フランス革命で途絶えるチェンバロ音楽
ブルボン朝全盛期の終わりと共にフランス・チェンバロ音楽の最後の時期を飾ったのが、ロワイエ[1703-1755]、コレット[1707-1795]、デュフリー[1715-1789]、バルバトル[1724-1799]といった18世紀生まれの作曲家たちの音楽。バロックからロココへと移行する中、優雅でありながら表情のはっきりした音楽を聴かせています。
18世紀生まれのパラン
このCDに収められたジャン=バティスト・パラン [c.1730-c.1780]は、そうした最後のフランス・チェンバロ音楽作曲家群の一員ですが、伝記的資料が少ないためその生涯はあまりわかっていません。しかしこの「クラヴサン曲集第1巻」には、コレットやデュフリーに通じる親しみやすい魅力が備わっており、当時の人物や建物を魅力的に表現した曲集としても注目されるところです。
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演奏者情報◆ エヴァ・デル・カンポ(チェンバロ)
カタルーニャのバルセロナに誕生。ピアノを学んだのち、カタルーニャの音楽院でジョルディ・レグアントとマルジュ・ヴァッセルのもとでチェンバロの勉強を開始。その後、フランスのトゥールーズ音楽院古楽科で、宇山=ブヴァール泰子とフランソワ・サン=ティーヴ(通奏低音)に師事し、チェンバロの学位を取得。
2018年にアストゥリアス州のヒホンで開催された第8回国際古楽コンクールの室内楽部門でバロック・チェリストのギイェルモ・トゥリーナと共に優勝。
その後、古楽グループのペルガモ・アンサンブルを設立したほか、トゥールーズ音楽院で通奏低音、バルセロナのバダロナ音楽院でチェンバロを教えています。
CDは、Brilliant Classics、IBS Classicalなどから発売。
トラックリスト (収録作品と演奏者)ジャン=バティスト・パラン [c.1730-c.1780]
クラヴサン曲集第1巻 (パリ、1762年頃)
1. ◆ 「ラ・ダルクール」:軽快に 6:23
2. ◆ 「ラ・アンゴー(ロンドー)」:愛情をこめて 3:32
3. ◆ 「ラ・ドゥ・モンプザ(ロンドー)」:親密に、ゆっくりと - 「ラ・ドゥ・モンプザ組曲」 5:23
4. ◆ 第1ガヴォット:優雅に - 第2ガヴォット:より優しく 3:15
5. ◆ 「レ・キャスカード」:生き生きと 6:08
6. ◆ メヌエット 1:21
7. ◆ 「ラ・ドゥ・ボヌヴァル(ロンドー)」:優雅に 3:23
8. ◆ 「ラ・マジェステューズ(ルマンド)」:誇らしげに 5:44
9. ◆ 「ラ・ペチュラント」:きわめて快活に 4:08
10. ◆ 「ラ・ド・ラ・ボーヴ(ロンドー)」:優雅に - 「ラ・ド・ラ・ボーヴ組曲(第2ロンドー)」: 優しく 6:44
11. ◆ メヌエット 2:19
12. ◆ 「パッシーの祭り(ロンドー)」:快活に 3:56
13. ◆ 「ラ・フォレット」:ルーレ 2:55
14. ◆ メヌエット 1:26
15. ◆ 「ラ・ドゥ・ブーヴロン」:きわめて快活に 4:01
16. ◆ 「ラ・リオワー
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