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はじめに 第1章 「沖縄返還」問題の登場 その背景と日米の思惑 1 池田から佐藤へ 2 ベトナム戦争と沖縄返還 3 ジョンソンからニクソンへ 第2章 核持込みと基地の自由使用 交渉とその帰結(1) 1 明かされた核密約 2 基地の自由使用と事前協議の空洞化 第3章 財政負担の虚構 交渉とその帰結(2) 1 米資産買取りの内幕 2 闇の主役と秘密合意 3 つかみ金、二億ドルの使途 4 追加された二つの密約 第4章 変質する日米同盟 1 安保共同宣言と新ガイドライン 2 日米軍事再編 (1) 防衛・外務の対立 (2) ラムズフェルドの遺産 (3) 沖縄基地再編の内幕 (4) 日米一体化の構図 第5章 情報操作から情報犯罪へ 1 密約を生む土壌 2 秘密体質の形成 3 情報犯罪は続いている あとがき
レビュー(17件)
公文書の公開を日本でも
アメリカのように日本も公文書の公開をするべきなのではないでしょうか。 ヨーロッパ諸国も参考に、情報公開の制度をもうけるのが良いと思います。 アメリカは国益を損ねない情報に限り公開しているようです。
歴史は繰り返す?
著者の裁判は当時注目していましたが、いつの間にか私の中で風化していたようです。この当時の沖縄と現在の沖縄では状況こそ違いますが、「政治」は何をするかわかりません。改めて現在の沖縄基地の問題をウォッチし続けたいと思いました。
ガソリンが25円下がるの下がらないのだけではなく、こんな問題もきちんと議論し真相を明らかにしてほしい。これは過去の問題ではなく、今も続く問題だから(米兵による事件、在留米軍への優遇措置や税金の支出・・・)。
読書
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