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エンターテインメント界注目の大型新人・辻村深月が贈る青春小説 閉じ込められた8人の高校生ーー雪はまだ降り止まない 「ねえ、どうして忘れたの?」 雪降るある日、いつも通りに登校したはずの学校に閉じ込められた8人の高校生。開かない扉、無人の教室、5時53分で止まった時計。凍りつく校舎の中、2ヵ月前の学園祭の最中に死んだ同級生のことを思い出す。でもその顔と名前がわからない。どうして忘れてしまったんだろうーー。第31回メフィスト賞受賞作。 フラッシュバック 第一章 「初雪」 第二章 「きっかけの日」 第三章 「女友達」 第四章 「事件当日」 第五章 「おばけなんてないさ」 第六章 「明るい絶望」 第七章 「消えた一人」 第八章 「ガラスの森」 第九章 「暗闇から手をのばせ」
レビュー(684件)
子供のリクエストで購入しました 本が好きなのは良いことです
止まらない
辻村深月さんの世界観にはめられています。 とにかく先が気になって気になって。 途中でやめるのが難しい作品です。 上巻だけでもかなりの厚みがありますが、持ち歩いています。
好みじゃなかった…
分厚い上下巻にするほどの内容ではないと感じました。 設定上仕方ないとはいえ、全員が“自殺の原因となりそうな”事情を持っている。 各人の事情説明(ほとんど告白モードで)がだらだらと人数分続くので、読んでると気分がどんよりとしてきます。 感情移入できず、泣けず、笑えず、カタルシスも得られず。 暗い話こそ、凝縮されたキレのいい文章で語ってほしい・・・ということで辛めです。スミマセン。
オススメされて。
読んでみました。 ちょっといきなり登場人物が多くて・・・。 清水と景子とか、なかなか覚えられなかったなあ。 中高生には是非読んでもらいたい話。 おとなだったり、違う色々な本を読んでる場合はちょっと・・・という部分があるかもです。 嫌いじゃないけど。
誰がみんなを閉じ込めたのか。 ちょっとだらだらな感じはしますが 面白いです。