1000万円懸賞小説入選作『氷点』で一躍「国民作家」となった三浦綾子は、常に社会的な関心のもとに、キリスト者として北海道で創作活動をした。ベストセラー『兎の眼』『太陽の子』などの〈児童小説作家〉灰谷健次郎は、教育はもちろん沖縄や環境問題を入れ込んだ作品を創作したが、そこから読み取れる作家の実像はいかなるものだったのか。太宰治との関わりで知られる井伏鱒二の作家歴は長く、戦前から戦後にわたり『山椒魚』『遙拝隊長』『黒い雨』など名作を生みだした。
三浦綾子論ー「愛」と「生きること」の意味
灰谷健次郎ーその「文学」と「優しさ」の陥穽
井伏鱒二と戦争ー『花の街』から『黒い雨』まで
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