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公娼制度の廃止に伴い、戦後間もない昭和21年頃から形成された赤線地帯。そこでは鮮やかなタイルと色ガラス、入口にホールのある独特の様式が生まれ、カフェー調の店が全国の盛り場で流行した。昭和33年の廃止後、アパートや旅館、町工場などに姿を変えて余生を送ってきたそれらの建物も、半世紀が経過し風化が進む。戦後の都市空間を彩った建築物とわずかに残る街並みを記録した貴重な写真集。
公娼制度の廃止に伴い、戦後間もない昭和21年頃から形成された赤線地帯。そこでは鮮やかなタイルと色ガラス、入口にホールのある独特の様式が生まれ、カフェー調の店が全国の盛り場で流行した。昭和33年の廃止後、アパートや旅館、町工場などに姿を変えて余生を送ってきたそれらの建物も、半世紀が経過し風化が進む。戦後の都市空間を彩った建築物とわずかに残る街並みを記録した貴重な写真集。
レビュー(17件)
残念
全国の街が載ってるかと思いましたが、ほぼ関東と東日本です。 西日本は少しなので、分かるように紹介に記入していて欲しかったです。
写真満載です。
が、オールカラーだったら良かったのに、モノクロも多いです。ほぼ写真集ですが、文庫本サイズなので場所をとりません。
ポイント10倍
ポイント倍の時にまとめ買いします。読んだら再レビューします。
資料集
掲載されている街に実際行ってみたが、すでに大半が消失していた。しょうがないよね、こればっかりは。 当時、どのような利用されていたか、実用面や建築学的側面の記述がない。あくまでの素人の回顧録写真集という体裁なので、参考資料としては価値あるが、歴史探究としての研究本としては使えないかも。
文庫本サイズ
大判の物も所有していますが、こちらの文庫本サイズには大判に載っていない写真も多数あり購入しました。 今はもう見られない昭和の思い出が蘇ります。