江戸時代、多かった漂流船。その中の一艘に乗り込んでいた彦蔵13才。 彼がアメリカ船に救助され、その後どのように生きていったかが 事細やかに描かれていて、とにかくのめり込んで読める一冊です。 一気に2日で読んでしまいました。 江戸時代、鎖国政策をとっていた日本。貿易開始を狙う諸外国。 その諸外国側に拾われた漂流民(しかも若い)とあって、すごく新鮮な感じな視点がたくさん出てきます。 後半、「ええー、こんなところの通訳も彼だったの…」と驚く場面も。 大満足、もう一度読み直してみたいくらいで文句なしに★5つでオススメです。,私学生のときから歴史苦手だったんですが、違ったドアから入ったら実は歴史って面白いんだと思いました。本の厚み以上の価値があります。出会って良かった本の一冊。,吉村昭の緻密な取材による幕末期の一人の人間、彦蔵の数奇な運命の物語が感動的なおすすめの一冊です。,読み応えありでした。
レビュー(22件)
江戸後期→明治時代にかけて
江戸時代、多かった漂流船。その中の一艘に乗り込んでいた彦蔵13才。 彼がアメリカ船に救助され、その後どのように生きていったかが 事細やかに描かれていて、とにかくのめり込んで読める一冊です。 一気に2日で読んでしまいました。 江戸時代、鎖国政策をとっていた日本。貿易開始を狙う諸外国。 その諸外国側に拾われた漂流民(しかも若い)とあって、すごく新鮮な感じな視点がたくさん出てきます。 後半、「ええー、こんなところの通訳も彼だったの…」と驚く場面も。 大満足、もう一度読み直してみたいくらいで文句なしに★5つでオススメです。
読み応えあり、歴史苦手な人にも。
私学生のときから歴史苦手だったんですが、違ったドアから入ったら実は歴史って面白いんだと思いました。本の厚み以上の価値があります。出会って良かった本の一冊。
吉村昭の緻密な取材による幕末期の一人の人間、彦蔵の数奇な運命の物語が感動的なおすすめの一冊です。
読み応えありでした。