歯科医院による診療報酬不正受給事件が起きた。逮捕されたのは大阪府警OBら11人、しかし8人は不起訴に。事件の背後に「白姚会」の存在を嗅ぎつけたイケイケ極道の桑原は、建設コンサルタントの二宮を連れ、組事務所を訪ねるがーー大人気ノンストップ・エンタテインメント、「疫病神」シリーズ第7弾! 解説・小橋めぐみ
「厄病神」、心肺停止に!?
府警OBをマトにかけた桑原・二宮コンビ。壮絶なコンゲームの末に、桑原が凶弾に倒れ……。
「厄病神」シリーズ最大の危機!!
あの桑原が死んだのか。
あの憎まれ口が聞けないのか。
連れ立って三途の川を渡ろうと
いっていたのは嘘だったのかーー。(本文より)
レビュー(16件)
展開はいつも通りで、新鮮さに欠ける。
黒川博之、今野敏、佐々木譲を愛読しています。本作もお約束の関西弁の掛け合い、スピード感ある展開等期待通りではあるが、新鮮さに欠けるのは残念。今野敏も同じような印象で、3人の中では佐々木譲が新たな取り組みにチャレンジしている印象で、読みごたえがある。 新刊が出れば買って読むが、満足度は以前に比べると落ちている感は否めない。
シリーズ7作目。全て読んでいます。 流石に、一定のパターン化は否めませんが、 変わらず軽妙なやり取りと洒脱な文章には 魅了されます。
面白すぎます。最高です。疫病神コンビがとてもいいです。
あの「二宮」と「桑原」のコンビが還って来た! 本作は二宮の事務所に桑原が現れる場面から起こる。(このシリーズは殆どがそういう感じだが…) 桑原は、歯科医師達が保険診療の治療費を不正に請求して受け取った一件の背後に、警察OBや他所の組のやくざが関係していると観ていて、彼らが不正に貯め込んだ金を奪うというシノギを思い立った。 新聞報道を次々と出して事案を説く桑原の話しを聞いていた二宮だったが、桑原はその他所の組の幹部と二宮とが面識を有している筈であると言い出し、二宮が知る幹部の上に居る若頭に会う段取りを付けたいとした。そして「手間賃を5万円」につい惹かれて、二宮は面識が在る男に電話連絡をした。 二宮は電話をするだけという意図だったが、桑原に同行を求められ、他所の組の事務所に一緒に行くこととなる。実は、その組と桑原との間では、数年前に“債権整理”という話しになった時に利害の衝突が発生して、双方の組長同士の話し合いで事を収めたという因縁が在った。 そういう因縁が在る場所に桑原が乗り込み、二宮は同行を余儀なくされたのだったが、その場で喧嘩沙汰となってしまい、二宮は見事に巻き込まれてしまった… 乗込んだ組というのは、何やら「妙に?」という程度に金回りが良かった。そういう状況の背後に何が在るのか?桑原の企みに巻き込まれた二宮だったが、二人は金を掴むことが叶うのであろうか? 次々に危難に襲われながらも、敵陣営のカラクリが次々に明かされる様子が痛快だ…未だ新しい文庫本なので、余り仔細は綴らない方が好いであろう。 何度か訪ねている大阪の、聞き覚えが在る地名の方々で物語が展開していて、様子が思い浮かぶようでなかなか愉しく読んだ。
軽快な大阪弁。
桑原、二宮コンビは、結構続きますねぇー、たまに、飽きるのですが、ついつい、買ってしまいます。なるべく、文庫化すると!