医療の進歩は目覚ましく、特に循環器領域では、数年前のスタンダードが現在では通じないことも少なくない。また、膨大な情報が行き交う昨今、自らが専門とする分野以外は、情報の適切な取捨選択を行うことは年々難しくなっている。そこで本特集は、ここ数年の間に重要な変化があった項目をピックアップし、第一人者が「何がどう変わったか」をわかりやすく解説することで、読者が多忙な日常業務の合間に自らの知識をアップデートすることを狙いとして企画された。
新たな知見による診療ガイドラインの改訂から、新しい薬・デバイス・術式の登場に至るまで多種多様な進歩があるが、本特集では「臨床医の診療内容に直結する変化」を基準として重要な情報に絞っている。また各項目の冒頭に「過去のスタンダード/現在のスタンダード」を記載し、「どう変化したか」が一目でわかるようになっている。
本特集号は、循環器内科医はもちろんのこと、一般内科医、そして関連するあらゆる診療科の医師や医療従事者の皆さんにとって役立つ一冊になると確信している。ぜひ本特集号を手に取り、現在の標準にとどまらず、今後の方向性を読み取りながら、最新の知識を持って日々の診療にあたっていただければ幸いである。
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