仕事をしない20〜30代の若者が社会的問題となっている。いわゆる“団塊の世代”の子どもにあたるこの世代の若者たち…。彼らはコギャルやガングロ、プリクラや携帯電話といったファッションの火付け役でもあった。いつしか大人になった彼らは、「自分に合わない仕事ならしたくない」「自分に向いた仕事がわからない」など、ぼんやりと曖昧に豊かな社会ならではの自由を甘受し、“フリーター世代”を形成した。路上での食べ歩き、コンビニ文明、活字離れなどなど、迷走する現代の若者たちを目のあたりにして、“自分を探すな、仕事を探せ。”筆者はそう訴える。
レビュー(4件)
『マイホームレス・チャイルド』、『下流社会』の著者でも辿り着くのは、やはりこういうことですか。「自分探し」で迷ってないで、取り敢えず働いて御覧なさい、というんですね。確かに真理なのかもしれない。でもねえ、そこに行き着くまでのプロセスに問題が潜んでるような気もする。
そのとおり、といえる部分もありますが、著者の保守的世界観が透けて見えて、あまり気分のよろしくない本です。「最近の若者は~」と思っている人たちには「買い」かも。