適応障害からうつ病となり離職し、数年家に篭っていた夕霧昇は、精神科医・弱井の助けを借り復職を決意した。就労支援機関で知り合った仲間たちと支え合いながら、なんとか障害者雇用枠での働き口を見つける。一方、昇の指導を任された元アスリートの朝比奈課長は、周囲と馴染めない昇の扱い方が分からず戸惑っていた。 「皆さんは一方的に守られる存在ではいられないんです」 弱井の言葉を胸に、少しずつ、自身の得手不得手を同僚に伝えようと努める昇。そして障害者雇用を進める上層部の思惑に気づき、翻弄されてゆく朝比奈は…? 精神障害者雇用の実態と課題を浮き彫りにする!!
レビュー(11件)
読み続けてます
この漫画の主人公と近い仕事なので、大変勉強になります。
ありがとう
ありがとうございます。開梱しやすく ありがたいです。
帯が破れてました。何冊か一緒に梱包されていたし、送料無料なので仕方ないのかもしれませんが、あまり良い気分ではないので、今後の確認はお願いしたいです。他の本は綺麗でした。 以前、購入した本の不備をレビューに記入したあと、連絡いただきましたが、今回連絡は必要ないです。帯なので、交換も希望してないです。ただ 知っていただいて、今後少しでもこういうことがないといいと思っただけなので。嫌なことを書いてごめんなさい。
とにかく勉強になる。フィクションだから良い結果になるのは仕方ないかな。
今回の巻では、精神疾患の方が社会復帰する際の現実や、彼らを受け入れる側である上司や同僚の苦悩や本音が描かれていました。 私が知る限り、こういう部分を描く作品は(現時点では)本当に貴重な存在だと思います。 前巻までは正直、 「大変なのはむしろここからなんだよなぁ、本人も周りも。ズルイ所で終わるよなあ」 と思いながら読んでましたが、この巻は「その先」にスポットが当たってます。 多様性というスローガン?のもとで変わりゆく社会の中で、多くの方が今の自分の立場とリンクする人物が、この巻の中にきっといるのではないかと個人的には思います。 ひとつだけ気をつけて欲しいのは、あまり弱っている時に軽々しく読むと、かなりのパワーを消費する事になると思いますので、自身が万全ではないと自覚している方は、独りで一気読みするのは避ける事をおすすめします