岩波のこどもの本を集めています。良く知っているお話から、はじめてのものまでバリエーション豊かです。挿し絵程度の絵本と言うよりは読み物に近い思います。絵本から児童書の過渡期にぴったりのシリーズです。,「赤ずきん」は誰もが知っているお話で、それゆえ絵本も本当にたくさん出版されていて選ぶのに困りますが、こちらは絵本の読み聞かせの先生ご推薦の1冊です。 お話も省略がなく、変に大団円にならないところがいいですよね。 子ども達は柔軟に受け止めてくれるので、残酷な部分は残酷なままでいいと思います。 挿絵は英国人画家のワッツ。 ただ可愛いだけの赤ずきんではなく、たくさんの色をふんだんに使ったパステル画のとても美しいイラストです。 大人が見てもとても魅力的な絵本です。,赤ずきんちゃんの絵本を探しておりレビューが良かったのでこちらを購入しました。 内容も絵も良いので買って良かったです。,4歳の娘にそろそろ昔話の絵本を読みたいと思って、絵本の先生におすすめを聞いたところ、原作を省略していない、この“岩波の『赤ずきん』”を教わりました。絵がかわいい赤ずきんは他にあるのですが、何か足りないと感じていました。 この“岩波の『赤ずきん』”は、赤ずきんがなぜ赤ずきんをかぶっているのか、から始まります。最後は、お母さんの言うことを守っていればオオカミに食べられることはなかった、と戒めがあり、ただのお話で終わらない、本来のグリム童話だと思います。 この“岩波の『赤ずきん』”は、かわいい赤ずきんではありません。絵本ですが、途中、文章が多く、絵がぽつんとあるページがあります。しかし、それがあるから物語に引き込まれ、次のページを開いて、いっぱいに広がる花畑を見ると、赤ずきんになったような気持ちになれます。,昔読んだ赤ずきんのお話とおりの絵本が欲しくって色々と調べた所こちらの絵本に辿り着きました。現代の赤ずきんのお話はラストが少し優しく表現されていたりもするのですが、こちらのお話はオオカミのお腹に石を詰めて死んじゃうというストーリーです。残酷だけど、子供の頃は少し怖くってでもなんだか読みたくなっちゃう不思議な魅力があったので息子にも・・・と思って購入してみました。
レビュー(20件)
岩波のこどもの本を集めています。良く知っているお話から、はじめてのものまでバリエーション豊かです。挿し絵程度の絵本と言うよりは読み物に近い思います。絵本から児童書の過渡期にぴったりのシリーズです。
魅力的な絵本です☆☆☆☆☆
「赤ずきん」は誰もが知っているお話で、それゆえ絵本も本当にたくさん出版されていて選ぶのに困りますが、こちらは絵本の読み聞かせの先生ご推薦の1冊です。 お話も省略がなく、変に大団円にならないところがいいですよね。 子ども達は柔軟に受け止めてくれるので、残酷な部分は残酷なままでいいと思います。 挿絵は英国人画家のワッツ。 ただ可愛いだけの赤ずきんではなく、たくさんの色をふんだんに使ったパステル画のとても美しいイラストです。 大人が見てもとても魅力的な絵本です。
赤ずきんちゃんの絵本を探しておりレビューが良かったのでこちらを購入しました。 内容も絵も良いので買って良かったです。
絵本の先生おすすめの昔話絵本
4歳の娘にそろそろ昔話の絵本を読みたいと思って、絵本の先生におすすめを聞いたところ、原作を省略していない、この“岩波の『赤ずきん』”を教わりました。絵がかわいい赤ずきんは他にあるのですが、何か足りないと感じていました。 この“岩波の『赤ずきん』”は、赤ずきんがなぜ赤ずきんをかぶっているのか、から始まります。最後は、お母さんの言うことを守っていればオオカミに食べられることはなかった、と戒めがあり、ただのお話で終わらない、本来のグリム童話だと思います。 この“岩波の『赤ずきん』”は、かわいい赤ずきんではありません。絵本ですが、途中、文章が多く、絵がぽつんとあるページがあります。しかし、それがあるから物語に引き込まれ、次のページを開いて、いっぱいに広がる花畑を見ると、赤ずきんになったような気持ちになれます。
昔読んだ赤ずきんのお話とおりの絵本が欲しくって色々と調べた所こちらの絵本に辿り着きました。現代の赤ずきんのお話はラストが少し優しく表現されていたりもするのですが、こちらのお話はオオカミのお腹に石を詰めて死んじゃうというストーリーです。残酷だけど、子供の頃は少し怖くってでもなんだか読みたくなっちゃう不思議な魅力があったので息子にも・・・と思って購入してみました。