「墓場まで持って行く」--過去を封印し、黙して語ることのなかった関係者がついにその口を開いた。風船爆弾・スパイ用兵器・偽造紙幣など、当時の最新の科学技術を駆使して研究・開発された兵器が明らかにする、日本陸軍の謀略戦・秘密戦の実態とは。軍事がすべてに優先された時代、戦争に動員された科学者たちの姿から、戦争と科学の関係を描く。
「謀略の丘」で考えるープロローグ/登戸研究所の誕生(陸軍科学研究所と秘密戦研究/登戸研究所の実態ー研究内容と研究体制)/兵器の研究・開発と謀略戦(第一科の活動内容ー物理学兵器の研究・開発/第二科の活動内容ー生物化学兵器とスパイ用品の研究・開発/第三科の活動内容ー経済謀略活動の展開)/登戸研究所と科学者たちの本土決戦と戦後(本土決戦体制と登戸研究所/敗戦と登戸研究所/帝銀事件と登戸研究所)/「負の遺産」としての陸軍登戸研究所ーエピローグ
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