本書では、「理論よりも実践の姿を浮かび上がらせる」こと、仕事を始めたばかりの若いスクールカウンセラーにも参加していただくこと。それが当初からの編集方針であった。今という時代的・社会的状況の中で、学校カウンセリングを実践しつつ自らもまた成長しつつあるわれわれの姿を記述し、記録として残しておくこと、こういったことこそ大事な視点であると考えたからである。さらに、スクールカウンセラーの立場からのみならず、現場教師の側からも記述していくこと、いわば「学校カウンセリング」を「双方向」からとらえる、ということを試みた。学校カウンセリングは現場牧師とカウンセラーが連携協力して創りあげていくものだからである。
レビュー(0件)